Athena's story
友情を抱いて、
海の向こうから。
1927年、アメリカの子どもたちから日本の子どもたちへ、友情のしるしとして約13,000体の人形が贈られました。「青い目の人形」と呼ばれた彼女たちは、歓迎の歌とともに各地の学校へ迎えられます。
アテナも、その一体です。小さな体で長い海を渡り、愛知の地へやってきました。戦争の時代、多くの人形が失われるなかで守られ、いまも当時の人々のやさしさを静かに伝えています。
人形は話せません。それでも、青い瞳の奥には、時代をこえて受け継がれてきた「ともだちでいよう」というメッセージが宿っています。